私たちについて

タンナー発のアップサイクルレザーブランド

私たちは、大正11年創業の皮革製造メーカー(タンナー)です。一族代々革づくりを家業とし、100年以上に渡って兵庫県姫路市にて家業を受け継いで参りました。

日本国内では、年間牛肉として約105万頭、豚肉として約1600万頭が食肉として消費されています。その命の一部として『皮』が私どもの皮革素材メーカー(タンナー)に入り、素材として形にすることで命を無駄にしない取り組みを古くから続けています。

国内外の高級ブランドに採用される革を常に手掛けている中、革のサイズ・厚み、傷や擦れの多さなどの様々な理由でブランド規格から外れてしまう革も多く存在します。

その革たちは、世に出るほかの革たちと同様に約1か月かけてOEM生産されるものの、ブランドとの制約により門外不出としてデッドストック化し、世に出る事なく在庫として積みあがっています。

アップサイクルレザーとは

アップサイクルとは、本来は捨てられるはずのモノや行き場のないモノに新たな価値を与えて再生することを指し、『創造的再利用』としてSDGs達成のための手段の1つとして注目されています。

行き場を失い破棄されるはずのデッドストックの革に革職人の技術を付加することで新しい革に生まれ変わらせることを『アップサイクルレザー』と位置づけ、食肉の副産物として出る革を『本気で』無駄にしない取り組みとしてスタートしました。

傷やスレ、シワといった生き物が生きていく上で切っても切れない関係にあるものは全て【個性】として受け入れ、その個性が映える魅力的な商品化の企画、繋がりのあるレザーアイテムの展開をおこなっています

革の魅力の発信と子ども支援につながる活動

食肉の副産物をレザーアイテムとして『再生』して終わりではなく、未来の子どもたちの『食』や『笑顔』につながる持続可能な貢献・支援・還元することを目的に、売上の一部を子ども食堂支援へ寄付する活動を行っています。

また、子ども食堂への革のワークショップを通じたボランティア活動や、イベント出店、ワークショップ開催など多方面に活動しています。

※活動についての依頼やご相談はお問合せフォームからお願いいたします。

※子ども食堂への寄付に関しては認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ様と提携しています。

~こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる~

団体HPはこちら https://musubie.org/

ロゴに込められた想い

頭文字の U と P をモチーフに、食肉の副産物である革を再生・利用し、子どもの食への支援へと全てが繋がる想いを表現しています。ハート・水引きも連想されるような親しみ・あたたかさ・繋がりがこもっています。